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飯田火砕流堆積物

飯田火砕流堆積物
資料番号 KJ-02
英語名 Handa Pyroclastic Flow Deposit
記号 Hn
分布する自治体 南小国町, 産山村
概要 九重火 山の西・南麓に分布する軽石流堆積物です。軽石には角閃石斑晶が目立ちます。噴出源は現在の九重火山群の中心付近で、カルデラ地形は残っていません(鎌 田,1997:鎌田・三村 1981)。堆積物の厚さはおよそ50〜60m程度です。噴出年代については多くの測定値がありますが(鎌田, 1997)、宮縁ほか( 2003 )は阿蘇火山の火山灰層との関係などから、およそ 5万年前と考えています。阿蘇の火砕流堆積物に比べると溶結の程度が低く、バラバラになりやすいです。